2009/09/15 - 2009/09/25
3113位(同エリア6974件中)
真美ママさん
ローマを歩くんだったら、やっぱ歴史を知らなきゃおもしろさ半減・・って前回の旅行で散々反省したのに、あいも変わらず勉強不足のままのローマです。
「ローマの休日」をたどるにしても、「天使と悪魔」の舞台を歩くにしても、どこへ行ってもほんとにすごいものばかりで、そのすごいものが出し惜しみされずに有る!ということに圧倒されます。
地下鉄やバスは利用するものの、今回も歩け!歩け!
道に迷った時は、地元の人と話すチャンス!
ちょっとした会話が、後からも楽しい旅の思い出です。
9/21 フィレンツェ→ローマ着→スペイン広場→トレヴィの泉
→パンテオン→クイリナーレ宮→ナイトツアー
9/22 ヴァティカン博物館
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
-
フィレンツェ発の列車が85分も遅れて、ってナポリからの到着が遅れたんだけど、今日はスケジュールがとってもタイトなのに・・。
テルミニからホテルまではタクシー。
ホテルはオペラ座近くの比較的わかりやすいところにあるはずなのに運転手さんわからないみたいで、信号で隣に止まった運ちゃんに聞いてました。
って、大丈夫かよっ! -
ホテルチェントロです。
3泊120ユーロ・¥54000
1人1泊あたり 9000円 -
窓の外の景色はともかく、ブルーにまとめられた部屋はこぎれいでいい感じ
-
バスルームもこんなかんじ
-
荷物整理したらローマの第一歩はスペイン広場へ。
近くのレプッブリカ駅からスパーニャ駅まで地下鉄で。
上に見えるのがトリニタ・ディ・モンティ教会。前回はこの教会の前の広場を10分ほど下ったところにあるホテルを利用したんだけど、今回はそこがかなり値上がりしてましたのよ。
噴水はベルニーニのバルカッチャの噴水。テヴェレ川でワインの運搬に使われていた小舟のようです。
「ベルニーニはローマのために生まれ ローマはベルニーニのためにつくられた」
と賞賛される彼の作品はあちこちにあり、偉大な彫刻家であり建築家なのです。 -
このビルとビルの間がコンドッティ通りで、ローマで一番のブランドショップが続きます。
-
オベリスクを通り過ぎ、今度はトレヴィの泉へ。
-
建物の間の道をまっすぐ進み、トンネルの前で右に曲がるとそこがトルトーネ通りで、トレヴィの泉への案内板があり、スペイン広場から15分ほどで到着。
-
ポーリ宮の壁面中央には勝利のアーチを背に立つネプチューン・海の神。
左右の2頭の海馬とそれを操るトリトン・水の神。
トリトンは人魚のような半身半漁の体らしいんだけどこれじゃわかんないかも。 -
もちろん来たからにはコインを!
またローマに来れますように。 -
前回素通りしたパンテオンへ。
「天使と悪魔」の中でトム・ハンクスのラングドン教授が暗号を解き、このパンテオンにさらわれた枢機卿を助けにくるというシーン。
そう、今回ローマで天使と悪魔の舞台めぐりをするのも楽しみなわけで・・。
柱の奥の丸い部分が・・ -
中に入るとこのようになっています。
世界最大の石造り建築で、現存するローマ建築のもっとも完全な遺構といわれるパンテオンは、すべての神々に捧げられた神殿です。
紀元前27年に建てられたものの火災で焼失、その後118年に再び造られ、その後そのままの姿を保ち続け、直径43.3Mという大きなクーポラを支えるための壁は6.2Mもあるんだとか・・。クーポラの上の天窓は直径9M。
開いているってことは、雨が降ったら入り込んでくるの?
やだっ、この真下にはちゃんと排水溝の穴があるみたいですね。 -
中は国家的功労者を祀る場所となっていて、これはラファエッロの墓
-
イタリア王国第2代国王のウンベルト1世の墓
-
聖母子
-
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世はイタリア王国の初代国王で、その墓。
彼の息子がウンベルト1世で、二つの墓は向き合っている、親子だから。 -
前室のコリント式の花崗岩の柱は16本あり、その直径は4.5M
-
パンテオン前のロトンダ広場。
このオベリスクはラムセス2世がヘリオポリス(エジプト)太陽神殿に建立したものとのこと。
近寄って詳しく見てくればよかった。 -
さて今日はナイトツアーを頼んであるので、そろそろホテルに帰りましょうか?
って・・バス停見当たらないし、ぼちぼち歩いてく?
ここから東方向へ行けばいいんだから・・。
でっちょっと不安になったから聞いてみる。この先進めばいいとは思うんだけど・・。
彼らはグレゴリオ神学大学の学生さん。 -
途中気になるものを見つけ寄ってみれば・・クイリナーレ宮で、ここに大統領がいるわけね。
-
振り返ればうっすらとサン・ピエトロ寺院の姿。
-
クイリナーレ宮を5月24日通り方向へ下り、ふと右を見ればヴィットリアーノが見えて、ようやくわけがわからなかった地理関係が見えてくる。
でっナツィオナーレ通りをひたすら共和国広場方向へ。途中でスーパーを見つけ水購入。
やっぱ歩かないと見えてこないってことってありますよね。
ホテルに戻る途中で見かけた中華の店で夕食。 -
定食を頼みました。
このあたりからメモが娘の担当になり、金額わかりません。 -
やっぱ中華はいいよね、疲れてる時はなおさらかも。
-
こちらで中華を頼むと、チャーハンとか味がうすいことが多いんだけどおいしい!
焼きそばだっておいしそうでしょ? -
この餃子、もちろん手作りの皮だからもっちもちで 大連で食べた餃子思い出しちゃったよ。
-
ホテルに19時ピックアップのツアーは、JCBで頼んで32.9ユーロ。
-
やはり自分たちだけではちょっと心配だった夜のトレヴィ。
相変わらずたくさんの人だけど、昼とはまた違った姿できれいです。
こんな雰囲気なら次回は夜歩きも平気かも・・。 -
動いてる中からだから写りは悪いんだけど、ライトアップされたヴィットリアーノもきれいです。
-
コロッセオ。昼間の姿よりもすごさを感じるかも。
このあとサン・グレゴーリオ通りを進んで、チルコ・マッシモが見えたときには感激!
だって初めてだったんだもの。 -
そこから今度はサン・ピエトロ方向に進み
-
エマヌエーレ2世橋を渡って、川の向こうにサンタン・ジェロ城を眺め・・。
映画で見た、黒い空をバックにライトアップされた中、剣をおさめようとしているミカエルの姿は美しかった。 -
でっ2つ目の停車見学場所ナヴォーナ広場近くまで。
広場へ行く途中にあったなぞの地下?
ここも最近発見されたところで、下の地面がローマ時代の地面の高さなんですって。
不思議なのは、なんでローマ時代と現代でこんなに地面の高さに差があるの?ってこと。
この高さの差があるばかりに、ローマでは地下に埋もれた遺産がたくさんあるわけなんだけど・・ ? -
ナヴォーナ広場は夜でもたくさんの人がいます。
-
ベルニーニの4大河の噴水です
-
ネプチューンの噴水
-
ここはムーア人の噴水かな
-
9月22日、ヴァティカン博物館に行きます。
前回暑い日差しの下長ーく並んだ行列も、今回は予約済みだから大丈夫!
地下鉄はレプッブリカ駅からチプロ・ヴァティカン博物館駅まで。
入口にはこちらの方が近いのよね。
外国の券売機はたいてい同じなんだけど
まず使用する言葉を選び -
キャンセルまたはチケット枚数をさらに増やす?
-
チケットの種類を選んで・・1回券か1日券か?
-
金額が表示されるから入れる
-
印刷中(?)みたいな文字が出てきて
-
チケットが出てくる・・だと思ったんだけどなぁ
-
チプロ駅に着いたら
-
すぐ階段があり、ヴァティカンへの案内表示があります
-
案内の通りに進むと交差点があり
-
右側を見ると階段で、ここを上がっていきます
-
階段を上がると丁寧にここにも案内板があり・・そうこの壁はもうヴァティカンの国境なのです。
-
すぐに博物館の入口が見えてきます
-
私たちは予約済みだからこの予約者用入口から。
ちょっと時間が早かったので心配だったんだけど、入れました。 -
向こうに見える長い行列が予約なしの場合です。
この行列、時によってはほーーんとに長いんです。
前回は予約なしだったからオッタヴィアーノ駅から行ったんだけど、博物館に向かっている途中で長い行列が見えてきて・・待ってる間に日焼けしちゃったんだから。 -
バティカン博物館のチケットです
-
2階でオーディオガイドを借りて、バルコニーへ
-
緑がきれいな中庭が見えます。
-
振り返るとこんなかんじ。アーチになった入口の向こう側に、オーディオガイドのレンタル場所があります。借りる際にはパスポートを渡して!
-
ピーニャの庭、大きな松ぼっくりが名前の由来です。
-
バティカン博物館の中には、たくさんの美術館や博物館があり、しかもちょっとややこしくなっていて、果たして今回は見所をすべてチェックできるのか?
見逃しがあると損した気分になるってとこが、貧乏性で嫌ですねぇ。
エジプト博物館です。まさか何千年も経った今、こんな衆人環視の中で見つめられることになろうとは思っても見なかったでしょうね。 -
後ろにあるのは臓器を入れた壷です
-
天地創造の神・アトムかな?
最初の独り神であったため、自慰により大気の神と湿気の神を生む・・ってかなり人間的ですね。 -
死者の神・アヌビス神。頭部が犬又はジャッカルの半身半獣です。
前回はこのあたりでカメラが調子悪くなっちゃって、その後は全滅でしたのよ。 -
この辺りから庭を見るとこんなかんじで
-
この窓のあたり
-
剥ぎ取られた壁画の一部?
横顔が美しいですね -
天井の絵画もすごいし
-
上にも展示物があるから、そりゃあっちこっちキョロキョロ見回さなければいけなくて・・
-
ポンペイ遺跡でも見た、水のみ場?
-
このあたりからピオ・クレメンティーノ美術館。
クレメンス14世らのコレクションの、古代彫刻の傑作が次々と現れます。
ヴェルヴェデーレのアポロ。 -
ペルセウスがかかげているのは、彼が退治したメドゥーサの首。
ナポレオンがローマから美術品を持ち去ってしまったため、カノーヴァに依頼して作らせたものだそうで、かなりこのアポロの影響が見られます。 -
有名なラオコーン。
トロイの神官ラオコーンが、ギリシャ軍が残した木馬(トロイの木馬)を策略と見抜き、城内に運び入れることを反対し槍で一撃したため、怒ったアテナが蛇を送ってラオコーンと2人に息子を殺した。
というエピソードに基づいているそうで、特にラオコーンの苦悩・無念の表情がすごいです。 -
このあたりはもう、すっごい混雑ぶりなんだけど
-
ここに八角形の中庭(ベルヴェデーレの中庭)があって、それですごく救われるってかんじ
-
パンテオンをイメージした円屋根の円形の間
-
-
子どもの棺でしょうか?
-
子どもの彫像というのは かなり珍しいかも
-
タペストリーのギャラリー、主題は「キリストの一生」
-
天井もタペストリー・・だったような気がする
-
地図のギャラリー
-
ずーっと混雑した中を歩いてるから、こんな場所に出るとほっとして
-
前回この売店で買った本なんだけど・・ヴァティカンだけにしていけばよかったかも。
-
中途半端にローマが入ってるから、バティカンの内容が散漫になっているような気がします。
う〜ん、中身チェックできるような雰囲気じゃなくて買っちゃったからね。 -
売店近くの窓から見えるサン・ピエトロ大聖堂
-
たぶんこの後にシスティーナ礼拝堂に行き・・。
今回は壁際のベンチに座って、オーディオガイドでの説明を聞きながらしっかり鑑賞。
写真を撮ってる人たちが、ピィーッと笛で注意されてるのを聞きつつ、ほんとはワタシも写真を撮りたいのに・・と我慢しつつ。
この後1階のセルフサービスのレストランへ -
値段は安いけど、まぁ味もそれなり
-
そして館内の郵便局で切手を買い・・。
当たり前だけどここで買うと、バティカンの切手なんですのよ。
前回はうっかりして、ここで買った切手で投函したのに、それが全部自分以外宛で・・。
自分のところにはバティカン切手が貼られたハガキが来なかった・・という悲劇でしたの。 -
青いポストに投函です
-
今回はしっかり自分宛も含めて!
-
そしてちょっと目の回るような、この二重螺旋の階段を下りて・・。
ほんとはシスティーナ礼拝堂横から、サン・ピエトロへ行けるはずなんだけど、食堂に寄ったりなんかしてたらわからなくなって・・。
係員みたいな人に聞きはしたんだけど、彼もわからないって? -
ただね・・後からよ〜く思い出して娘と話したんだけど、
「私たち、今回ラファエッロの間にいってないよね?ヴァティカン図書館にも絵画館にも行ってなかったよね?」
「修復中だったんじゃない?」なんて娘は言うんだけど・・見逃したかも?
やはり次はガイドが必要ですか?
ちなみに前回のラファエッロの間・アテネの学堂 -
4年前のヴァティカン図書館です。
この後お楽しみ、大聖堂のクーポラに登るのですが、それは次の旅行記で!
長々とご覧いただきありがとうございました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
真美ママさんの関連旅行記
ローマ(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
90